「福原記念美術館」
【開館時間】9:30 ~ 17:00(入館は16:30 まで)
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合、翌火曜日休館)、年末年始
【観覧料】一般 600 円、高校生 300 円、小中学生 200 円
◎北海道河東郡鹿追町泉町1丁目 21
tel. 0156-66-1010
全敷地面積約4000坪、推定樹齢千年のイチイの大木をはじめ、目が覚めるような鮮やかさの芝生の庭が広がる「福原記念美術館」は、2007年に開館し、コンセプトは「気軽に芸術と触れ合える空間」です。鹿追町を出発点に十勝、釧路地方を中心に展開する食品スーパー・株式会社福原の創業者である福原治平氏が、長年にわたり収集したコレクションを一般公開したいとの考えから開館されました。
主な収蔵美術品は、斎藤斎の油彩画、藤井範子の日本画をはじめ、田中彰の彫刻、伊東深水や横山大観、平山郁夫、寺島龍一、神田日勝、片岡球子、中川一政の絵画など、日本を代表するアーティストから地元十勝で活躍するアーティストまで、約500点の作品が収蔵されています。広々とした空間の第一展示室の中央に展示されているのは、波に乗るイルカが群れる様子を金属で表現した、元東京藝術大学学長の宮田亮平氏による蝋ろうがたちゅうきん型鋳金作品です。このほかにも、絵画、彫刻、書、掛軸、リトグラフ、ガラス工芸など幅広い分野の作品が、5つの展示室に分けて展示されています。