大小合わせて5つの展示室に貴重な美術品を展示。くつろぎながら芸術に触れられる空間【福原記念美術館】ACTIONSHIKAOI全敷地面積約4000坪、推定樹 会社福原の創業者である福原治平氏齢千年のイチイの大木をはじめ、目が覚めるような鮮やかさの芝生の庭が広がる「福原記念美術館」は、2007年に開館し、コンセプトは「気軽に芸術と触れ合える空間」です。鹿追町を出発点に十勝、釧路地方を中心に展開する食品スーパー・株式が、長年にわたり収集したコレクションを一般公開したいとの考えから開館されました。主な収蔵美術品は、斎藤斎の油彩画、藤井範子の日本画をはじめ、田中彰の彫刻、伊東深水や横山大観、平山郁夫、寺島龍一、神田日勝、片岡球子、中川一政の絵画など、日本を代表するアーティストから地元十勝で活躍するアーティストまで、約500点の作品が収蔵されています。広々とした空間の第一展示室の中央に展示されているのは、波に乗るイルカが群れる様子を金属で表現した、元東京藝術大学学長の宮田亮平氏による蝋型鋳金作品です。このほかにも、絵画、彫刻、書、掛軸、リトグラフ、ガラス工芸など幅広い分野の作品が、5つの展示室に分けて展示されています。ろうがたちゅうきん【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合、翌火曜日休館)、年末年始【観覧料】一般 600円、高校生 300円、小中学生 200円◎北海道河東郡鹿追町泉町1丁目 21 TEL : 0156-66-1010www.art-fukuhara.jp神田日勝の長女、神田絵里子氏の作品。然別湖の風景を写実的に描いている。第9代東京藝術大学学長、第22代文化庁長官を務めた金属工芸家、宮田亮平氏の作品「シュプリンゲン・陽光」。南向きに連なる窓からは陽光が降りそそぎ、広々とした芝生の庭を前に解放感あふれる空間で食事とお茶が楽しめる。06「ランチ&カフェえんじゅ」で過ごすくつろぎの時間 「福原記念美術館」には、くつろぎながら美術館が楽しめるカフェが併設されています。新鮮な野菜や魚介類を使ったパスタ、ハンバーグやカレー、自家製ケーキにパフェやぜんざい、香り高く風味豊かなコーヒーや紅茶など、広々とした美術館前の庭を眺めながら食事やティータイムが楽しめます。美術館への入場に関わらず利用可能なため、気軽に立ち寄ることができます。【営業時間】9:30~17:00 【席数】27席ExperienceDeep BreathSpring&SummerRelaxing SpaceHomemadeCountry Life{ Education }
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