SHIKAOI GRAPHICS vol.4
3/16

夏は青々とした芝生と白樺の木々、冬は純白の雪原になる4000坪の敷地にたたずむ、赤い腰折れ屋根のログハウスが、「レストラン&コテージカントリーパパ」です。看板メニューのひとつ「鹿追牛ステーキセット」は、バランスの良い脂身と赤身、やわらかな食感とジューシーなうま味で、まるで鹿追町の大自然を味わっているかのよう。その肉を引き立たせるソースも、コックを担当する山岸直美さんが試行錯誤し長年かけて完成させた逸品です。野菜、果物、モルトビネガー、香辛料、隠し味のしょうゆなどから作られた、ほどよい酸味と絶妙な甘味で、鹿追牛との相性抜群です。北海道十勝平野、鹿追町の大自然と季節感を身近にリアルに感じていただけると思います」と山岸さん。の野菜を中心に鹿追町産の肉や卵を使ったランチ「農園ランチ」という看板メニューも生まれました。カントリーパパの一皿一皿には、鹿追町の豊かな恵みが凝縮しています。オーナーの山岸宏さん一家は、もともと     そして、味覚的にも季節感が味わえるようにと、自家栽培畑作農家で、農業を観光資源として鹿追町の魅力を伝えるためイチゴ狩り農園を造り、1994年にテーブル席5席だけの小さな家庭レストランからスタートしたのが、カントリーパパのはじまりです。その後、テラスや建物の増築、庭園など少しずつ手を加え、2000年にコテージを開設し、なかでも力を入れたのは景観づくりだそうです。 「広大な芝生をベースにした敷地内は、朝でも夕方でも、晴れても曇っても、まるで北米や欧州のカントリーにいるような気分になれるように意識して計画しました。牧場より牧場らしい周囲に調和したランドスケープを目指したことで、【営業時間】10:00~18:00(Lo.17:00・月曜日14:00まで)【定休日】火曜日(月曜日休業あり)◎北海道河東郡鹿追町鹿追北5線11-1TEL:0156-66-2888 www.countrypapa.com鹿追町産のプレミアム卵を使った特製オムライス、牛と豚の合いびき肉を使用した手ごねハンバーグを組み合わせた男性に人気の「オムライスハンバーグ」(1,430円)。付け合わせも自家栽培や鹿追町産。「鹿追牛ステーキセット」(3,520円)には、自家栽培や地元産を中心にした野菜のグリルも添えられボリューム満点。揚げたての鶏肉に香辛料を加えた秘伝の甘辛しょうゆタレをからめた「ピリピリチキン」(1,320円)は隠れた人気メニュー。雪に包まれた「レストラン&コテージカントリーパパ」のレストラン。腰折れ屋根の建物は、かつて北海道の牛舎でも多く使われていたカントリーライフの象徴。03Fall &Winter 2022鹿追町産の肉や卵、野菜が味わえる「レストラン&コテージ カントリー パパ」Restaurant & Cottage“COUNTRY PAPA”

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る