鹿追窯

鹿追町で鹿追焼が始まったのは1975年7月1日。1973年に鹿追美蔓坂改良工事中に出土した粘土が、 焼物には稀にみる良質なもので採掘量もかなりの量であるという事から、 郷土工芸としての陶芸が始まる。鹿追焼の源流は岡山県の備前焼で、うわぐすりを施さずに稲藁を巻き付けて焼く緋欅が主な技法となる。

住所 : 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2(鹿追町陶芸工作館)
電話 : 0156-66-3738

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Shikaoi Ware

鹿追焼

受け継がれる技と革新、鹿追焼の新たな境地。

良質な土との巡り合い、それは正に奇跡に近いことかもしれない。陶芸家 三上慶耀から生まれた作品は、その人なりと技と共に、多くの受賞歴が物語る。

鹿追窯

Video Clip

暮らしに生きる民藝作品。青の宝石青瓷作品

鹿追町美蔓坂から偶然に出土した 良質の「青粘土」。 そこから「鹿追焼」の歴史は始まる。 暮らしの中で生きる「民藝作品」と 青の宝石を追求する「青瓷作品」。 陶芸家 三上慶耀がもつふたつの顔は、 そこに人がいることにより成立する。

陶芸家

三上 慶耀 [Yoshiaki Mikami]

略歴
1971年 北海道浦幌町生まれ
2007年 可窯・岩井孝道氏に師事

受賞歴

2017年
第57回 東日本伝統工芸展奨励貸受賞
鹿追町文化連盟特別賞受賞
第64回日本伝統工芸展(以後3回入選)
アメリカポートランド日本庭園招待出品
2020年
十勝文化奨励賞受賞
2023年
第51回伝統工芸陶芸部会展 日本セラミック協会奨励賞受賞
陶芸家 三上慶耀

展示会のお知らせ

名称:鹿追窯展
開催期間:令和7年6月17日(火)〜23日(月)
開催時間:午前10時から午後7時 ※最終日は午後4時閉場
会場:札幌三越9階 三越ギャラリー
住所:札幌市中央区南1条西3丁目8